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東京ドラマアウォード2015「天皇の料理番」4冠を獲得 [エンタメ]

「東京ドラマアウォード2015」の受賞作品と受賞者が10月21日に発表されました。
「東京ドラマアウォード」とは、民放連やNHKなどが設けた賞で「海外に売れるかどうか」を審査基準にしている賞で2008年に設立されています。

「天皇の料理番」が作品賞と個人賞を合わせ4冠を獲得しています。

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http://www.oricon.co.jp/news/2061073/photo/1/

受賞内容は作品賞 のグランプリを「天皇の料理番」TBSテレビが受賞
個人賞として主演男優賞を佐藤健(26)さん、主演女優賞を黒木華(25)さん助演男優賞を鈴木亮平(32)さんが「天皇の料理番」で受賞しました。

「天皇の料理番」の主人公の秋山篤蔵役で主演男優賞に輝いた佐藤健さんは「1人の人の一生を演じることが初めてだったので、すごく難しかったです」と振り返っています。

主演女優賞を黒木華さんは、「お互いを支え合う夫婦をこの年で経験させていただくことができた。本当にいい経験ができた」と振り返っています。

「天皇の料理番」は、1979年に出版された杉森久英氏(1912-1997)のノンフィクション小説が原作になっています。
内容は、宮内省の大膳職司厨長(料理長)を務めた秋山徳蔵の青年期から主厨長になるまでを描いた作品です。
小説では、、実在した秋山との混同を避け、「秋沢篤蔵」、ドラマ版では「秋山篤蔵」になっています。

「天皇の料理番」は、今回の受賞を含め、3回テレビでドラマ化されています。
第1回目は、1980年10月19日から1981年3月22日まで毎週日曜日20:00 - 20:55にTBS系で放送されました。 全19話で主人公「秋山篤蔵」は堺正章さんが演じました。
2回目は、1993年2月8日 TBS系「月曜ドラマスペシャル」で高嶋政伸さん主演でリメイク版が放送されました。
第3回目は、今回となります。

いずれもTBS系です。その都度見どころ、楽しみ方の違うドラマになっているようです。

宮内省の大膳職司厨長(料理長)の仕事を調べてみましたので紹介します。
天皇というと、戦前までは神であったため神格性を保つために、人間としての生活はほとんどベールに包まれていました。
「天皇の料理番」の主人公の秋山徳蔵のもとで26年間、和食担当として仕事をした谷部金次郎さんがその食事情を『昭和天皇と鰻茶漬』(谷部金次郎/河出書房新社)の中で語っています。
宮内庁の厨房は大膳と呼ばれ、晩餐会や儀式用の献立を作ります。といっても、晩餐会や儀式は毎日あるわけではなく、数えるほど。仕事の大半は天皇の毎日の食事作りのようです。
昭和天皇は毎日何を食べていたかというと、がっかりするほど「ふつう」の食事のようです。
ある日のメニューが紹介されていますが、
お吸い物、麦飯、さんまの塩焼き、オムレツ、おひたし、きゅうりの奈良漬け
となっていました。
人間、昭和天皇が伝わってくる内容ですね。

第3回目の「天皇の料理番」を感動しながら楽しく観させてもらったので、受賞が嬉しいです。





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